謹賀新年

2013-01-17

「年頭におもう」 
百萬遍知恩寺 法主 服部法丸

謹賀新年
皆さま方、お念佛を申され乍、目出度く新年を迎えられたことと存じます。
昨年は年頭の賀辞を申しますのに、いささかのためらいを感じました。東北地方にあっては今も尚、避難所暮らしをされる多くの方々が辛い生活をされていると聞いては、どうもその方々に対して謹賀新年はためらいを感じました。まだ今年もその状況は大して変わっていないようでありますが、皆さま元気を出して健やかな毎日をお過ごしくださいます様お祈り申し上げます。
昨年三月には、大本山百萬遍知恩寺が、その総力を挙げて、十数年をかけて計画して参りました元祖法然上人さまの八百年大御忌を盛大裡におつとめさせて頂き深い感動を覚えました。
老衲八十四歳の老体でありますので、連日のハードスケジュールには正直な処、いささか疲労が停滞気味であり、最終日には遂に歩行困難の有様でしたが、それでも心は感動に震えておりました。
延べ一千名に及ぶ和尚様のご協力、全体を通じて一万二千人の信徒の皆さま方の御参詣に法然上人もきっとお慶び下さっているものと深く信じた次第でありました。
さて、今年は八百年大御忌後の最初の一年目の歳とて、特に心を引き締めて、教化活動を進めるべきと存じております。
その教化活動の最前線を担って頂いている当山の布教師会主催により、布教研修会が開催され、多くの布教師様が遠近問わずご参集賜りました。今後の百萬遍本山における布教をいかに進めて行くべきかと熱心にご相談して下さいました。
 本山は、教化の最前線にあって、布教すべきを本務とするとの多くのご意見を頂き、私も老体に鞭打って進まねばならぬとの強い激励を感じました。新年を迎え皆さま方のご協力をお願い致し年頭の賀辞と致します

合 掌

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